Chromebookは、ノートパソコンなので長く使っているとバッテリーがどのくらい劣化しているか気になりませんか。Chromebookでは標準の機能で簡単にバッテリーの劣化状態を調べられるんです。
今回の記事では、3分でバッテリー劣化状態を調べる方法を説明します。
ノートパソコンのバッテリーについて
ノートパソコンは、一般的にはバッテリーを搭載しており、新品購入時と一定期間使用した時では、バッテリーを駆動時間を比較すると低下しています。
バッテリーをフル充電しても、購入時のようなバッテリー駆動時間を維持できなくなってしまいます。
ノートパソコンを普段から頻繁に利用している方からすると、「最近バッテリーが持たなくなったな」とは思いますが、そういうものだと思って割り切っていますよね。
実際にバッテリー駆動時間が、短くなってきていることを体感していても、日々の流れでそのまま利用されている方も多いと思います。
ただ、体感的にバッテリーの劣化を判断すると、Chromebookの買い替えの理由としては説得力にかけてしまいます。
そこで、バッテリー劣化を数値的に目視できる方法を知っていれば、普段の使い方を見直したり、買い替えのきっかけにしたりできます。
バッテリー劣化状態を調べる方法
ここでは、以下の方法で自分が使用しているChromebookのバッテリーの健康状態を調べることができますので、ご紹介します。
Windowsやスマートフォンのように特別なアプリを使わなくても大丈夫です。
ステップ1.Chromeシェルを起動する
あまり聞き慣れない単語なので、何?と思う方もいるかもしれませんが、まずはCtrl+Alt+tを同時に押してみてください。
すると、下図のような「Chromeシェル」と呼ばれるコマンドラインインターフェース画面が表示されます。
見慣れなくて、何やら難しそうと思っても大丈夫。すぐに終わります。
Chromeシェル(CROSH)は、Linux BASHまたはWindowsコマンド(cmd.exe)ターミナルと似た、コマンド・ライン・インターフェイスです。 Chrome OSはLinuxベースですが、CROSHはほとんどのLinuxコマンドを認識しません。
出典:www.dell.com › サポート › サポート技術情報文書
ステップ2.バッテリー劣化状態を調べるコマンドを入力
次に、カーソルが点滅している部分にbattery_test 0を記入して、Enter Keyを押します。※battery_testと0の間は、半角スペース
赤枠部分にBattery health(バッテリーの健康状態)とあります。これが購入時(100%)に対する現在のChromebookの劣化度合いになります。98.67%だと、約2%劣化していますよということですね。
確認が終われば、ブラウザを閉じて終了です。
まとめ
- キーボードショートカット:Ctrl+Alt+tを同時押し
- battery_test 0を入力して、Entry Keyを押す
余談:バッテリーを長持ちさせるには
- バッテリーの80%まで充電してから使用し、30%まで低下したら充電を行う、30〜80%継ぎ足し充電法
![](https://chromewith.com/wp-content/uploads/2021/01/AdobeStock_372832345-300x199.jpeg)