Chromebookを購入したものの、「なんかWindowsやMacと操作が違う…」と困っていませんか?
今回はChoromebookのみで生活する僕が、Chromebookの覚えておくべき基本操作を紹介しているので、「操作がわからない」という疑問はなくなります。
それでは、Chromebookを購入したら、覚えておくべき基本操作を紹介していきます。
PINを設定しよう
Chromebookへのログインは、Googleアカウントで行います。
これはChromebookが、Googleのクラウドサービスを利用することが前提になっているからです。
一度、Chromebookにログインしておけば、Webサービスを利用する際にパスワードを入力する必要がありません。
ただし、Googleアカウントは大切なものなのでパスワードを複雑で長いものにしている方は多いのではないでしょうか。
Chromeboookにログインする度に、Googleアカウントのパスワードを入力していては手間ですよね。
そこで、Chromebookへのログインの手間を省くために、PIN設定を行いましょう。
これを設定することで、6ケタの数字を入力するだけでログインできるようになります。
①ウィンドウマネージャをクリックして設定⚙をクリックしてください。セキュリティとログインを選択します。
②PINを入力して自動的にロックを解除するを有効化します。これで6ケタの数字を設定すれば完了です。
Androidスマホがあればパスワードレスでログイン
ChromebookにはSmartLockと呼ばれる、Androidスマートフォンでログインする機能もあります。
詳しくはおすすめの設定10で紹介しているので読んでみてください!
タスクマネージャーの起動
Windowsではウィンドウ下側のタスクバーからタスクマネージャーを起動することが出来ます。
Chromebookの場合は、[検索] + [Esc]キーでタスクマネージャーを呼び出せるので覚えておきましょう。
ウィンドウマネージャーを使いこなす
続いてウィンドウマネージャーについて紹介します。
デスクトップの配置はWindowsと異なりますが、大きくは変わりません。
Windowsでもタスクバーなどと呼ばれますが、シェルフの右端に通知領域(画面右下の時刻部分)があり、Windwowsと同じようにバッテリー駆動時間や、Wi-fi強度、英数かなの切り替え状態を確認することが出来ます。
さらにクリックすることにより、アクセシビリティやBluetooth、音量、ディスプレイ輝度などを直接設定することが出来ます。
ランチャーを使いこなす
Windwsのスタートからファイルの検索が出来ますが、これに相当するのが画面左下の丸いアイコンまたはキーボードの[検索]キーです。
ランチャーを起動すると、サジェスト付きの検索ボックスが表示されます。
ローカルファイルの検索だけでなくWeb検索やGoogleアシスタントに話しかけたり、アプリを探すときにもこの検索ボックスを使います。
またランチャーを開いて上矢印をクリックするとすべてのアプリを表示することが出来ます。
毎回すべてのアプリを表示するのは手間なので、よく使うアプリはシェルフに登録しておきましょう。
キーボードと覚えておくと便利なショートカット
Chromebookのキーボードは、アルファベットや数字の配列は一般的なキーボードと同じとなっていますが、それ以外はChromebook固有のキーとなっています。
Chromebookのキーボードは、ChromebookはもちろんChromeブラウザが操作しやすいように設計されているので、特殊キーを覚えることで作業効率がアップします。
ナビゲーション
まず、左上escキーの右隣には、戻る・進む・再読み込みのナビゲーションキーが配置されています。
これは、chromebookがChromeブラウザをメインに使用することを象徴しているキーとも言えます。
ウィンドウ操作
さらにナビゲーションキーの右隣には、ウィンドウを全画面表示にするキー、ウィンドウをすべて表示するキーが配置されています。
Windowsでも[Alt]+[Tab]キーによるタスク切換えのショートカットがありすが、似たような機能です。
これもChromebookがノートパソコンで使用することを基本としており、素早く様々なウィンドウを切り替えるためのものと考えられます。
また、検索キーは他のキーと組わせることでスクリーンショットキーとしての役割があります。
詳しい操作は下記の記事で紹介しています。
ウィンドウスナップ
Chromebookでウィンドウ画面を活用して効率よく作業をするための方法としてウィンドウスナップがあります。
Windowsと同じように、ウィンドウをデスクトップの右端または左端にドラッグすると画面分割されますが、もう一つ便利な機能があります。
それはウィンドウの最大化(または最小化)アイコンを長押しする方法です。
1秒程度長押しすると、アイコンの両隣に矢印ボタンが現れるので、そのまま<または>アイコンにドラッグすることで簡単にウィンドウをスナップすることが出来ます。
ノートパソコンでカーソル操作が小さいのはありがたいことですよね。
タッチパッドを活用する
Chromebookは基本的のノートパソコンなので、トラックパッドに便利な機能が搭載されています。
トラックパッドはカーソルを移動する、クリックする操作以外に、2本指または3本指でスワイプ操作することで、効率よく作業を進めましょう。
ポインタを動かす | タッチパッド上で指先を動かします。 |
クリック | タッチパッドの下半分を押すかタップします。 |
右クリック | タッチパッドを 2 本の指で押すかタップします。または、Alt キーを押した後、1 本の指でタッチパッドをタップします。 |
スクロール | タッチパッドに 2 本の指を置き、縦にスクロールする場合は指を上または下に、横にスクロールする場合は指を左または右に動かします。 |
ページ間を移動する | 履歴の前のページに戻るには、2 本の指で左にスワイプします。履歴の次のページに移動するには、2 本の指で右にスワイプします。 |
開いているウィンドウをすべて表示する | 開いているウィンドウをすべて表示するには、3 本の指で上にスワイプします。閉じるには、3 本の指で下にスワイプします。 |
タブを閉じる | 目的のタブにカーソルを合わせてから、タッチパッドを 3 本の指でタップまたはクリックします。 |
新しいタブでリンクを開く | 目的のリンクにカーソルを合わせてから、タッチパッドを 3 本の指でタップまたはクリックします。 |
タブを切り替える | ブラウザで複数のタブを開いている場合は、3 本の指で左または右にスワイプします。 |
概要を開く / 閉じる | 概要を開くには、3 本の指で上にスワイプします。閉じるには、3 本の指で下にスワイプします。 |
仮想デスクを切り替える | 複数の仮想デスクを開いている場合は、4 本の指で左または右にスワイプします。 |
ドラッグ&ドロップ | 移動するアイテムを 1 本の指でクリックしたまま、希望の位置までドラッグした後、指を放します。 |
引用:Chromebookへるぷ
詳細はChromebookヘルプにも記載されているので、ご覧ください。
OSやアプリからの通知
ChromebookではWindwosと同じように、OSやアプリから通知があると、画面右下に表示されます。
しばらく経過すると、通知は消えてステータストレイに未読件数が表示されます。
メールやTwitterの通知は必要ですが、スクリーンショットやダウンロード完了など不要な通知もたくさん表示されるので、受け取り設定の操作を覚えておきましょう。
通知の設定
ステータストレイから通知を許可するアプリを選択できます。基本的にメールやSNS以外の通知は外してしまいましょう。
ファイル操作はファイルから
Chromebookを使い始めて、デスクトップやマイコンピュータが無いことに戸惑った方はいるのではないでしょうか。
Chromebookにダウンロードしたファイルや、外部ドライブ内のファイルを扱うためには、「ファイル」アプリを使います。
このファイルアプリでは、Chromebook内のローカルデータだけでなく、Googleドライブ内のクラウドデータを扱うことも出来ます。
ファイルの起動と配置
ファイルアプリの起動は、シェルフのアイコンをクリックしましょう。
シェルフに登録されていない場合は、検索キーからすべてのアプリを表示することで起動できます。
また、[Alt] + [Shift] + [M]のショートカットキーで起動することも可能です。
ファイルアプリを起動すると画面の左側にGoogleドライブ(クラウド上のデータ)とマイファイルやSDカードなどのローカルデータを選択できます。
Googleドライブのファイルは、クラウド上に保存されているファイルのため、インターネット接続していない場合は、利用できないので注意が必要です。
反対にマイファイルの中のファイルは、ローカルデータとして保存されているので、インターネット接続していなくても利用可能です。
目的に応じて、クラウドとローカルの保存場所を切り替えて利用しましょう。