Chromebookって何?WindowsやmacOSとどこが違うの?という疑問はありませんか。
今回の記事では、Chromebookだけで生活をする僕が、Chromebookの基本について丁寧に説明していきたいと思います。
ChromebookはChromeOSで動作
Googleが提供しているブラウザで有名な「Chrome」は、みなさんご存知ですよね。そのChromeが、OSとしてもパソコンに搭載されているんです。
ChromeOSは、Linuxをベースとしたオペレーティングシステム(OS)のひとつで、有名なWindowsやMacOSの仲間です。
一見、Chrome(ブラウザ)と間違えてしまいそうなネーミングで、名前の通り、似ているようで異なるものですが、Chrome(ブラウザ)とChromeOSは密接に関わっています。
ChromeOSは、他のOSの様に、ソフトウェアをインストールして使うこともできますが、ほとんどの作業を、ブラウザである「Chrome」上で行う設計が取られています。
Microsoft OfficeのWordやExcelは、インストールして使用することが多いと思いますが、Chromeでは、それらに代わる「ドキュメント」や「スプレッドシート」といったオフィスソフトもChromeブラウザ上で実行することになります。
基本的にデータをクラウドに保存
ChromeOSは、Chrome(ブラウザ)上でほとんどの作業を行うことに加えて、写真やドキュメントデータ等のデータをすべてクラウド上に保存することも特徴のひとつです。
なので、ChromeOSを搭載したChromebookのほとんどは、ストレージ容量が64GB~128GBと少な目に設定されていることが多く、ローカルディスクをメインとして使うことは向いていません。
メリットとしては、複数のデバイス(PCやスマホ)から同じデータにアクセスすることができ、端末を紛失したり、破損したりしてもデータが消失することはありません。
アプリ管理はAndroidに似ている
ChromeOSで扱えるソフトウェア(アプリ)は、ほとんどAndroidと同じものになっています。Androidで使用できるソフトウェア(アプリ)は、ChromeOSが搭載されたChromebookでも使えます。
ただし、一部のアプリケーションでは、ChromeOSで快適に動作しないものもあるので、すべてのAndroidのソフトウェア(アプリ)が、利用可能ではないということは気を付けておきましょう。
どのような人に向いている?
僕がChromebookをおすすめするなら、下記のようなユーザです。
- 快適な環境でネットサーフィンを楽しみたい人
- パソコンの用途が、基本的にWebブラウザで完結する人
- タブレットでは、物足りないなと感じている人
Chrome OSが導入されているChromebookでは、電源を入れてからパソコンが使えるようになるまで、およそ10秒程度だとされています。(経験的には5秒程度)
また、高速ブラウザとして有名なGoogle Chromeに最適化されたOSなので、処理能力の低いパソコンでも処理が遅いということがありません。
ここまで言うと、「ブラウザしか使えないチープなパソコン」と思われたかもしれませんが、使い方によっては、本サイトのようなブログを立ち上げることもできますし、工夫次第では画像編集やLinuxまで使いこなせます。
これらのChromebookの応用編については、別の記事で詳しく紹介します。他にもChromebookに関する記事を投稿しているので、気になった方は下記も読んでみてください。